【2024年版】今年観た映画・ドラマ総まとめ【点数&レビュー】

2024年も残りわずかということで、今年視聴した映画やドラマを振り返りつつ、レビューなんかを書き残しておこうと思う。

面白かった作品は迷わずオススメするし、別に絶対観なきゃいけないってほどじゃなければ、それはそれでつまらなかったと正直に書く。映画やドラマを見る時間の節約になれば嬉しいし、オススメした作品はぜひ視聴し、共感してもらえたらもっと嬉しい。

  • 作品に100点満点で点数をつけるけど、これは完全に個人の身勝手な主観
  • 映画・ドラマは全てネットフリックスアマゾンプライムビデオにて視聴
  • 2024年1月から12月まで、観た順番に点数とレビューを書いていきます
  • かなり長い記事なので、読むのがダルければ目次から飛んでください
目次

ヴァチカンのエクソシスト

元祖グラディエーターおじさんことラッセル・クロウが、その名の通りエクソシストとして活躍する映画。

点数は68点くらい。

悪い作品ではないんだけど、いろいろ詰め込みすぎて散らかしちゃったという印象。

本物の悪魔退治(結構リアル)のパートと、精神的にトラウマを抱えた若者が自分は悪魔に憑りつかれたので救ってください的なパートを分けたほうがよかったと思う。

リアル悪魔退治アクションものとしても優秀だし、疲れたおじさんエクソシストが傷ついた若者を救うヒューマンドラマに仕上げても面白かっただけに、混ぜちゃダメでしょ、と。

別々に撮っていれば80点はいけただけに惜しい映画でした。

ラッセル・クロウにスクーター移動させるのはずるい演出。

ザ・スーパー・マリオ・ブラザーズ・ムービー

話題になってたから観た映画だけど、30点です。ごめんなさい。

点数が低いのは別にマリオが嫌いとかニンテンドーがどうとかってことではなくて、単純に子供向けの作品だからってだけ。

大人の視聴には向かないかな。

ただフォローするわけじゃないけど、マリオカートのシーンだけは良かったですよ。

マリオカート、久しぶりにやりたくなりましたし。

ナイル殺人事件

原作アガサクリスティーの推理もの。

61点。

ダメってわけじゃない。わけじゃないけど、前に観たオリエント急行殺人事件が良すぎただけにどうしても比べてしまう。

登場人物全員疑うマンことエルキュール・ポワロの激詰めシーンは相変らず面白いし、探偵ものの王道といえば王道。だけど何か物足りない。そんな映画。

ナイトメア・アリー

57点くらい…だと思う。はっきりしなくてごめん。

サイコスリラーものなのかな? よくわからない映画だった。

見世物小屋とか、不思議な人間とか、そんなのがたくさん出てくる。

雰囲気はあるけど、観る人を選ぶ作品だと思う。ダメな人はまったく受け付けないんじゃないかな。

視聴後も、キツネにつままれたような、タヌキに化かされたような、そんな感じ。

ラストの伏線回収シーンだけはゾッとしたけど、まぁ見ても見なくてもという印象。

ローンレンジャー

主演がジョーニーデップで、一言で表すと陸のパイレーツ・オブ・カリビアン

71点。

良くも悪くもジョニーデップもの。

ジョニーデップ以外の人が演じてたら、まったく別の映画になったと思う。

逆に言えば、こういった役を演じられる唯一無二の稀有な俳優さんだよね彼は。

大人から子供まで、対象年齢は広めな作品かと。

メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮

前に「メイズ・ランナー」を観たことがあったので、続編を視聴。

前作が80点くらいで、今作が70点くらい。

メイズランナーと言いながら、迷宮からは前作にて脱出済みで、今回はその続き。

とにかく若者が全力疾走する映画で、なんかエネルギッシュ。

ゾンビ映画のゾンビから逃げるシーンで、俳優さんの年齢がいってるとどうしても走りに老いが出ちゃって「おいおいwww」ってなるけど、このシリーズにはそれがない。

マジで出演者全員足が速そう。てか速い。おじさん俳優だとすっ転ぶレベルでスピード出してる。

アクション映画とかスタントものとかもやっぱり若くないとダメなんですかね。

この躍動感を味わいたい人はシリーズ通して観ることを勧めます。

VIVANT

普段テレビを見ないんで知らなかったんですが、ネットフリックスで話題だったので一気見しました。

普通にテレビで観た方も多いと思いますがどうでした?

個人的には、50点くらいかなと。

多額の製作費を使い、豪華俳優を揃え、海外を舞台に、半沢直樹的なドラマを撮ったという印象。

大風呂敷を広げてはみたものの、結局日本人による日本人のためのドラマの域を出なかったかなと。

だったらもっと低予算で半沢直樹の続編でいいじゃん!ってなるし、世界に向けて日本のドラマをぶち上げたいなら「カメラを止めるな」みたいな尖らせ方のほうが受けたと思う。

光の旅人 K-PAX

95点観てない人は是非観てください。

今回でもう4回目の視聴になるけど、良い映画は何回観てもいいですからね。

僕も死ぬまでにあと6回は観ると思う。

哲学的であり、ミステリアスであり、光の描写も美しい。

最後まで正体をつかませないプロート、どこか本当に宇宙人ぽいケビンスペイシーの演技力。

物語終盤に明かされる悲劇の真実と、ラストにかけての何とも言えない抜け感。

タイトルにもある通り、光の描写に様々な工夫があり、それも相まって不思議な魅力を醸し出している映画。

観終わった後に、観ている人の心に何かを残す、そんな作品。

まだ観てない人は人生確実に損してるので、絶対に観てほしい一本。

メイズ・ランナー3 最後の迷宮

迷宮ってなってるけど、もう迷宮は出てこない。

1・2と観たし、一応最後まで観るかと思って観た映画。

感想は上記で書いたものとほぼ一緒。

点数的にもメイズランナー2と同じく70点くらいだと思う。

シックス・センス

ずっとアマプラで観ることができない状態だったけど、いつの間にか視聴可能に。

元祖ネタバレ厳禁映画で、まだ観てない人にオチを話して嫌われる人が続出したのも懐かしい映画。

もちろん初見が一番ゾッとさせられる。

2回目はさすがにオチもわかってるし、もう何も感じないでしょと思い視聴したけど、これ今観てもなかなか怖いね。こんなおっかない映画だったっけ?

あとマコーレ・カルキン君がやっぱり上手い。子役として一世を風靡しただけのことはある。

初見なら91点。二回目以降は83点くらいだと思う。

クイーンズ・ギャンビット

これすごい面白かった!

エリザベス・ハーモンが完全男社会のチェスで強敵を次々蹴散らしていく。

母の死、孤児院、ドラッグ、アルコールと闇堕ちしそうな鬱っぽい展開と、チェスで勝ち上がっていくパートが平行して描かれていて見応えがあった。

でも同時にラストシーンをどう撮るのかが気になって、徐々に嫌な気持ちにもなるっていう。

いやね、アルコールと母の交通事故死(自殺)を繰り返し流すから、エリザベスもチェスのグランドマスターになった後で同じ道をたどるんじゃないかってのが頭をよぎって…。

まぁ観てない人もいるだろうからオチは書かないけど、これは文句なしでオススメできる一品です。

92点。

蜘蛛の巣を払う女

スウェーデンのミステリー小説「ミレニアム」の4作目を映画化したもの。

「ドラゴンタトゥーの女」の続編と言った方が伝わるかもしれない。

実は当ブログ「ミレニアム」のタイトルの元となる小説だったりもする。

1作品目の「ドラゴンタトゥーの女」がものすごく好評で、シリーズを重ねるごとに尻すぼみになってきているのが悲しい。

個人的にはこの小説のファンなので80点はつけたいけど、世間的にはもっと低いかもしれない。

羊たちの沈黙

もはや説明不要の名作中の名作。95点。

サイコ映画の頂点にあげるひとも少なくないと思う。

ハンニバル・レクター博士とクラリス捜査官との運命の出会い。狂った連続殺人鬼。蛾の蛹の喉詰め。いかれたミシン男。

サイコホラー好きにはたまらない一本。

逆にサイコ映画が苦手な人は観ない方がいいです。気持ち悪くなること請け合いなので。

数年に一回くらいの間隔で見たくなる作品。

リトル・シングス

デンゼル・ワシントンが警官役をやるということで観てみた映画。

36点。微妙。

なんか狂いきれてないし、人工的でのっぺりとした感じ。

まさにリトル・シングス。

別に観ても観なくてもいい。

LUCY/ルーシー

薬物で人間の脳みその限界値だかを最大限まであげちゃう映画。

SFものかな?

スカーレット・ヨハンソンが好きならアリだし、興味がないならそこまででもないかも。

67点。

サブウェイ123激突

デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの掛け合いが観れる映画。

みんなが大好きな、犯罪者でスマートかつ適度にいかれてるジョン・トラボルタが堪能できる

個人的にはこの感じのトラボルタは好きなので75点。

ジョン・ウィック

キアヌ・リーブスが伝説的な殺し屋役をやっている映画。

アクションシーンや銃操作の所作など、きちんと訓練を積んでいる形跡があり、彼の勤勉な人柄がうかがえる。

あと伝説の超一流の殺し屋なんだけど、決して無敵というわけではなく、けっこう相手にやられるシーンもあって、そこが他の(主人公だけ絶対弾に当たらない系の)ご都合主義的な映画とは一線をかくしてもいる。

力を抜いてボーっと観れるアクション映画ってことで77点。

三体

ネットフリックスで話題になっていたから一応視聴。

結果…、大当たりでした!

SFもので、ざっくり言うと「とある科学者が人類に絶望し、宇宙人とコンタクトをとり、彼らを地球に呼び寄せ大混乱が起こる」といった内容。

宇宙人といっても、E.T・エイリアン・MIB・スターウォーズとかではなく、一番近いのは「X-FILES」じゃないかな?

がっつり宇宙人が来てバチバチやりあうとかではなく、ネットに侵入されたり、人類の視覚を奪ってきたり、特定の人間にのみコンタクトを取って人類にとって有益な重要人物をキルしてきたりなど。

X-FILES好きなら絶対ハマると思う。

モルダーやスカリーは出てこないけど、様々な分野の科学者や、進化型VRゴーグルとか、人類の宇宙人対策とか、これ系が好きな人には堪らないドラマでした。

シーズン2の制作も決まっているようなので、今後も絶対要チェックな一本。

個人的には大好きなジャンルということもありますし、でもまだシーズン1のみだから、間をとって現状90点としておきます。

ミッションインポッシブル デッドレコニング Part1

イーサンといつもの仲間たちが、世界の危機に立ち向かうといういつもの映画。

テーマは最近流行りの「AIの暴走もの」なんだけど、やることはいつもとあまり変わらない。

それがいいって人もいるだろうし、もうそういうのいいよトム…、ってなる人もいると思う。

僕は後者…。

いつも思うんだけど、イーサン・ハントも007みたいに他の俳優さんにバトンタッチしていく仕組みにはしないのかな?

そうすれば、このミッション・インポッシブルという映画もずっと続けていけると思うんだけど。

それとも、あくまでもイーサン=トム・クルーズで終わらせるのか。

インディー・ジョーンズ、ロッキー・バルボア、ジャック・スパロウのように。

大御所俳優だし、ヒットメーカーだし、作れば興行は見込めるんだろうけど、なんかね。

まぁ大人から子供まで幅広く視聴可能ですし、様々なハイテク技術を駆使するスパイもの映画としては一定の品質は保っているので71点としておきます。

ウィッチャー

YouTuberの弟者さんの配信で、ゲームの方のみ観たことがあるのでおおよその内容は把握しているつもりだったけど、改めてドラマの方で観るとストーリーなどボンヤリとしか理解できなかった。

初見勢は置いてけぼりをくらうと思う。

ロード・オブ・ザ・リングとか好きなので、これもいけるかなと思いつつ、あまりハマっていない自分がいた。

でもキャラは魅力的だし、小道具・大道具も凝り方がすごいなと感心するレベル。

あくまで引っかかってるのはストーリーだけなんだと思う。

その証拠にシーズン1~3まで一気見したし。

シーズン4の制作もあるとのことなので、たぶんそれも観る。

70点。

コンスタンティン

たぶん3回目の視聴。85点。

キアヌ・リーブスっていいよねってなる映画。

かっこいいし、正統派なんだけど、でもそれでいて癖もちゃんと残してる感じが唯一無二だなってなる。

こういうポーズとか妙に似合う。

あと脇をかためる他のキャラもいい。

天使ガブリエルや、ルシファーとか、クセが強くて一回観たら忘れられない濃さがある。

小道具も魅力的。

単発だったけど、印象に残るのも納得の映画でした。

あとこれ書いているときに調べたら、コンス2の脚本を作っていてキアヌもそのまま続投するみたいです。

そっちも楽しみにしつつ、未視聴の人は観ておきましょう。

シティー・ハンター

鈴木亮平主演の実写シティー・ハンター。

漫画の実写かぁ…、またどうせ…。」と思いつつ視聴。

いや良かった!

ハードルはかなり下げてたつもりだったけど、それでもこれ系の映画ではピカイチだったと思います。

冴羽獠のイメージに限りなく近いところまでいったんじゃないかなと。

ギャグ、シリアス、肉体美の3点はクリアしてたと思います。

槙村兄と香のビジュアルも原作に迫れてて、ここも高ポイント。

ただねぇ、実写シティーハンターと言うとどうしても比べてしまうんですよねぇ、フランス版と。

このフランス版シティー・ハンター、完璧すぎません?

こんなに原作愛が伝わってくる作品も珍しいと思うんだけど。

これと比べると、まだ日本のシティー・ハンターは…、ってなるんですよね。

なので、そこんところを割り引いて78点で。

THE FIRST SLAM DUNK

スラムダンク世代なので、かなり楽しみにしていた映画。

事前情報は一切見ないようにしつつ視聴。

湘北VS山王工業の試合と、宮城リョータの過去を絡めて映画化した感じ。

最近のアニメのようにド派手なエフェクトをふんだんに使いまくって視覚で客に訴えるとかではなく、淡々と試合が進み、リョータの過去が紐解かれていく。

原作では自信満々で勝気だったリョータだけど、家庭や兄の死や学校生活のことなどかなり不安定なものの上に立って、それでも必死に虚勢をはってもがいている姿が沁みた。

試合の雰囲気も、実際のインターハイ会場に近いくらいの感じで、むしろ漫画版より控えめで、感動って言葉が陳腐に聞こえるような響き方だった。

「超オモシロカッタ!!」みたいな映画ではなく、重くのしかかるような感じ。

連続して観るというより、3年に一回くらいの頻度で何度も繰り返し見たい映画。

THE FIRSTってことはセカンド、サードもあるってことなのかな?

桜木、流川、三井、赤木の4人も家庭や過去の掘り下げがほぼなかっただけに、彼らの過去に触れられるような続編があるならいつか見てみたいですね。

90点。

終わらない週末

週末と、人類の終末をかけてるのかな?

なにが起こっているのかよくわからないままストーリーが進む。

47点。

自動運転で制御された無人のテスラ車が次々と突っ込んできて、道路をふさぎ続けるシーンだけは示唆に富んでいたと思う。

ザ・キラー

孤独なおじさんアサシンものは好物なので拝見。

36点。

なんだろう? これなんの映画なんだろう感。

暗殺者として一流ってわけでもなく、なんか失敗したり、ごまかしたり、後始末に追われたりするのをずっと見せられてるような内容だった。

ハート・オブ・ストーン

女スパイもの。

昔はこういうのは大嫌いだった。

なぜならリアリティが皆無だから。

身長160cm・体重45㎏の女スパイ(主演女優)が、身長190㎝・体重100㎏の敵の男をワンパンするとかって演出は酷いよな…、としか思ってなかった。

でも最近は女優さんのフィジカルや体術が向上してきて、ちゃんとしたスパイものとして観ることができるようになってきている。

この映画もその一つ。

主演のガル・ガドットさんは身長178㎝で筋肉の付き方や体術も圧巻。

これなら並みの男でも太刀打ちできないだろうなというリアルさを感じました。

彼女、ワンダーウーマンの主演やってた方なんですね。

まだ観てないから来年観ます。 

ちなみにこの映画は78点で、ミッション・インポッシブルが好きなら大丈夫。

女イーサン・ハントって感じの作品です。

Lift / リフト

たしかに観たけど、あんまり記憶にない。

あまり印象に残らなかったので50点くらい。

ただ「名作は盗まれることで世に知られ、その価値が上がる」みたいなセリフがあって、それには妙な説得力があった。

ダヴィンチの「モナ・リザ」も盗難にあったことで有名になったという経緯があるらしく、もし盗まれていなければ、これほど世界的な名声は得られなかったかもしれないとかなんとか。

泥棒の戯言だけど、たしかに一理ある。

SNSとかでも、炎上することで知名度があがるケースとかもありますもんね。

炎上は嫌ですけどね。

地面師たち

ネットフリックスで話題になってたから観た人も多いはず。

これメチャクチャ面白かったですね! 2日間で一気見しちゃいました。

なにがこんなくるんだろう?キャラかな?

確かに濃いメンツではあるけど。

あとセリフも面白いものがいくつかありましたね。

  • もうええでしょう
  • つまらないじゃないですか、誰でもやれるようなことをちまちまやっていても
  • 目的まであと1歩という時に足を引っ張るのは、敵ではなく必ず味方です
  • どんな手を使ってでも奪い合う! それがデベロッパーの仕事だろうが!
  • 最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます

なんでしょうね。この一発で頭に入る感じ。

会社とかで思わず口走りそうになって自分を戒める瞬間がけっこうあったのは僕だけじゃないはず。

短いドラマだし、テンポもいいし、観てない人はすぐ観た方がいい。

89点。

レプタイル 蜥蜴

いや記憶にないな。

くたびれたベテランのおじさん刑事と、警察内部の隠蔽みたいな話だった気がする。

覚えてないし、まぁ41点。

スペクトル

未知の生物兵器みたいのと戦う話だった気がする。

ゴーストみたいに実体がない作られた人間兵器みたいな。

そういうのと戦うときってやっぱりゴーストバスターズで出てきたような、でかい銃器を使おうって発想になるところがアメリカ人っぽい。

頭空っぽにして観れるアクション映画。65点。

オールド・ガード

これはなかなか良かった。

最初はまぁ平凡な傭兵アクションものかなって感じだったけど、シャーリーズ・セロン達が敵に殺されてから「なるほどね」ってなる。

設定に工夫があって面白い。

あとこの黒髪ベリーショートのシャーリーズ・セロンは何かいい。

続編やるなら観る。

77点。

特捜部Qシリーズ

これ知ってます?

デンマークミステリーなんですけど、すごく良いんですよこれ。

もう定期的に見ちゃうやつ。

上の画像の右側の仏頂面のカールおじさんと、その相棒のアサドが未解決でお蔵入りになったような過去の事件を遡って捜査していく刑事ものなんですけど。

ジャンルとしてはサイコホラーになるのかな。

宗教とか人種とか移民とかけっこう攻めた内容。

あとカールおじさんのツンデレぶりがだんだん癖になってきて、4作目のラストはいつもニヤニヤが止まらなくなるやつなんですよね。

  • 檻の中の女
  • キジ殺し
  • Pからのメッセージ
  • カルテ64

この4作はキャストが同じ。

5作目からは配給会社が変わって、キャストも変わり、何か別の映画って感じがするので、とりあえずサイコ系が大丈夫なら4作目までは是非観てほしい。

ブラットピットとモーガンフリーマンの「セブン」って映画。あれに近い感じですね。

セブンが好きならいけます。

シリーズ通して90点。

レイヤーケーキ

ダニエル・クレイグが麻薬ビジネスでのし上がっていく、みたいな内容だったと思う。

58点くらいかな。

もうすっかり007のイメージが強いので、こんなに戦えないダニエル・クレイグはおかしく映る。

と思ったら、ジェームズボンドに抜擢される前の映画だったんですねこれ。

でも自身の住む部屋の番号が「7」だったり銃を構える仕草とか、ところどころにオマージュらしき形跡はあるんですよね。

だからこの映画の時点ですでにボンドの話はきてたのかもしれませんね。

ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪 シーズン1・2

シーズン2がお披露目になるので、シーズン1から復習もかねて視聴。

やっぱりいいですね。この世界観。

この中に入ってオーク共と戦いたくなる。

内容としては、2000年代に上映されてたロードオブザリング三部作から3000年くらい前のお話。

ガラドリエル、エルロンド、ガンダルフ、イシルドゥア、サウロン、ナルシルの剣など、なじみ深い固有名詞がたまらない。

今回のシリーズで、なぜ「指輪物語」というタイトルになるのかや、サウロンがどうやって中つ国を支配していくのかが明らかになっていきます。

本で読むと膨大な時間がかかるので、映像化は助かりますね。

  • ポリコレ問題

ポリコレに配慮しすぎてて嫌悪感を示す人もいるみたいだけど、僕個人としては特別なにか感じることはないけどな。

別にエルフに黒人がいてもおかしい気はしない。

俳優さんが外国人だからってのが大きいんだろうけど。

でもヨーロッパの人からすると嫌なんでしょうね。

日本人の感覚だと、大河ドラマでとかで下のような配役になってしまうようなもんですもんね。

  • 織田信長:ブルース・ウィルス
  • 豊臣秀吉:ブラット・ピット
  • 徳川家康:デンゼル・ワシントン
  • 坂本龍馬:ウィル・スミス

これは確かに違和感がありますね…。

これから作られる映画には適応させていって問題ないけど、過去の作品や、原作があるもの、歴史ものなんかは対象外でいいんじゃないかなというのが折衷案ってところか。

話がそれました。

作品としては抜群に面白いし、映像も美しいし、個人的に大好きなので93点で。

岸部露伴ルーヴルへ行く

岸部露伴先生の実写映画は初めて観たけど、毎回こんなダークな感じなの?

漫画の方だと、けっこうふざけたキャラだから違和感感じちゃいました。

  • この岸部露伴をなめるなよ!
  • ~~じゃあないか!
  • なあなあなあなあ!
  • おいおいおいおい!

このあたりのセリフありましたっけ?

それともこういうモノトーンな路線なのかな?わかんないけど。

岸部露伴だから観た。岸部露伴じゃなかったら観なかった。

そんな感じ。60点。

グラディエーター

グラディエーター2が公開中ということで、久々に初代を拝見。

いいですね、マキシマム将軍。かっこいい。

男が惚れる男って感じ。理想の上司No.1獲得。

あと、親を殺してローマ皇帝になったホアキン・フェニックスのちょいちょい出る小物感がいい味だしてる。

たまらん。88点。

アポカリプスZ~終末の始まり~

感染拡大していくゾンビもの。

ゾンビといっても「バイオハザード」じゃなくて「ウォーキング・デッド」のほう。

ウォーキングデッドを無理やり1時間45分に押し込んだらこんな感じになるだろうなって映画。

ゾンビは怖いけど、人間はもっと怖いよね的な。

まぁゾンビが襲ってくるんでハラハラ感はあるし、リズムは良かった。

2もありそうな終わり方もしてたし、続編が出たら観る。

ウォーキング・デッド観れてないけど、時間がなくて観れてない方はこの映画で代用可能です。

72点。

ザ・ハント

ものすごいB級映画っぽい。

でもこれけっこう問題になってる風刺映画らしいですね。

右翼、左翼、人間狩りとかなんとか。

別に映画にそういうのは求めてない。

でもベティ・ギルピンって主演の女優さんは良かった。

冷たい目つきと、銃さばきって相性がいい。

64点。

セキュリティーチェック

空港職員がテロに巻き込まれ、頑張って未然に防ぐみたいな映画。

さえないアラサー男が奮起して、イーサン・ハントっぽいことをするというもの。

力を抜いて楽に観れる。

66点。

映画やドラマはやっぱりいいですね

今年もいっぱい映画やドラマを観ました。

おもしろいものから、散々なものまでいろいろありましたが、なんだかんだでやっぱりいいですね。

こんな時代に生きることができて本当に幸せです。

毎月500円や890円でこれほどの作品をばんばん見せてくれるAmazonプライムビデオやネットフリックスにはあらためて謝辞を。

そしてコンテンツを世に生み出し続けてくれる世界中すべてのクリエイターの方々にも感謝を込めて。

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