受験は【過去問→問題集→参考書】の順でやると勉強時間が減らせます

今回は受験勉強を進める順番について書きます。

受験勉強でやることが多すぎて頭がパンクしそうな人にはぜひ見てほしいです。

試験本番まで時間が足りないという人は、一考の価値があると思います。

目次

受験は「過去問→問題集→参考書」の順でやると勉強時間が減らせます

この順番でやると、試験勉強にかかる時間が激減します。

なぜ勉強時間を減らせるのか?

それは過去問を先にやることで、試験に出るところと出ないところがわかるからです。

本番で出題されないであろう単元やレベル帯の問題はやらなくていいので、問題集や参考書も半分くらいの分量でOKということになります。

つまり大幅なショートカットが可能になるということですね。

具体的なやり方を解説します

一般的に受験勉強をするときは、下のような順番になりますよね▼

  • 学校の授業&参考書
  • 問題集を解いて覚える
  • 最後に志望校の過去問で演出

99%の受験生はこんな感じだと思います。

もちろん時間があるなら、このオーソドックスなやり方でも別にいい。

だけど、受験まで時間がない人にはそんな余裕はないハズです。

そこで、この順番を変えてみると…?

  • いきなり過去問をやる
  • 出題される確率の高いところだけに絞って問題集を解き覚えていく
  • それでもわからないところがあれば、そこではじめて参考書をあたる

こうなります⬆

この方法だと、やらないといけない教材の分量が半分程度で済むという裏技です。

実際に試してみました

そんな調子の良い話があるのかな?

そう思い、僕自身も実際に試してみました。

共通テストの過去問を何年かやり、問題や解答を熟読したあとで問題集をチェックすると…。

確かにわかる!

試験の類似問題にはすぐ反応できるし、こんな難しい問題出るわけないだろってのもわかるようになります。

出ない箇所をやっても仕方ないので、そういう問題は飛ばしていけば、ものすごい時短になりますよね。

受験は無駄なことをやったやつが負ける

昔、生物の参考書かなんかに書いてあった言葉ですが、これは真理だと思う。

大学受験で問われることすべて覚えようなんて無理ゲー過ぎます。

先に参考書を熟読してから問題集に入ろうとか、ゲームのやりこみプレイじゃないんだから、受験に限って言えば時間の無駄です。

そもそもテレビゲームだって、先に攻略本や攻略サイトを丸暗記してからゲームをやる人なんかいませんよね。

普通はゲームをやりながら攻略サイトをチラチラ見る程度だと思います。

それを大学受験でもやろうというだけの話ですね。

注意しなければならないこと

調子のいいことばかり書きましたが、もちろんこのやり方にはデメリットもあります。

オーソドックスなやり方ではない以上、そこは理解したうえで使って欲しいので注意喚起しておきます。

さすがに基礎は必要

ショートカットの裏技とは言いましたが、やはりどの科目も基礎は大事です。

まったく何の知識もない人がいきなり過去問をやってもチンプンカンプンなわけで、それはそれで時間を無駄にします。

  • 教科書をサラッと2、3周くらい通読する
  • 一問一答などで重要な用語だけ暗記する

これくらいやってから、過去問にいく方がスムーズです。

基礎をおろそかにすると、かえって時間もかかるし、成績も頭打ちになります。

どんなことであれ基礎が大切なのは言うまでもありません。

志望校が固まってない人は厳しい

この方法は、志望校の過去問を徹底分析して、そこからさかのぼって出るところを中心に勉強していくというものです。

逆に言えば、志望校が固まってない人には使えません。

国立大学志望なら、共通テストの赤本から先にやっておいて、早めに二次試験の過去問に移行したほうがいいと思います。

受験はショートカットで乗り越えよう

大学受験本番まで時間があり余っている人は、普通に勉強しても合格を勝ち取れると思います。

ですが、時間がなさすぎて志望校を下げざるを得ないとか、間に合わないから諦めて浪人するとかって言うのはもったいないです。

受験は超効率良くやれば、常人の半分以下の時間で済みます。

そして、その超効率的なやり方が、試験に出るところからやろうというものです。

本番まで時間がなくてパニックになりそうな人や、諦めムードになっている人は、発想をガラッと変えてみると突破口がひらけるかもしれません。

受験勉強は「過去問→問題集→参考書」の順番で進めて効率良く攻略してください。

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