■「暗号資産=投資で儲けるもの」だけじゃない
暗号資産というと「値上がりしたら売る=投資で稼ぐ」というイメージが強いですが、じつは “働かせて増やす” “使って稼ぐ” という選択肢もあります。
つまり、株やFXと違って
「値上がりを待つだけの資産じゃない」というのが暗号資産の面白いところです。
今回はその中でも、副収入として実践しやすい5つの方法を紹介していきます。
その1:積立投資でコツコツ増やす(ドルコスト平均法)

もっともシンプルで、初心者に向いているのが 積立投資。
- 毎月1万円など、決まった金額を自動で購入
- 高いときは少なく、安いときは多く買える
- 感情に左右されずに投資できる
短期で増やすというより “未来のために貯める”副収入型の投資 です。
対応している取引所
Coincheck / bitFlyer / GMOコイン など
その2:ステーキングで“預けて増やす”
仮想通貨を ネットワークに預けることで利息のような報酬がもらえる 仕組み。
| 通貨 | 年利目安 |
|---|---|
| ETH(イーサリアム) | 約3〜5% |
| ADA(カルダノ) | 約3〜5% |
| DOT(ポルカドット) | 約8〜10% |
| ATOM(コスモス) | 約10〜15% |
「売らずに保有しておく予定の人」には最適。
その3:レンディング(貸し出し)で利息を受け取る

ステーキングが「ネットワークに預ける」のに対し、レンディングは 取引所やサービスに貸して利息を受け取るタイプ。
✅ メリット
- 安定的に利回りが出やすい
- 取引所が自動運用してくれる
⚠️ デメリット
- 取引所破綻リスク
- ロック期間中は引き出せないことも
対応例:Coincheck貸暗号資産サービス、bitbankレンディング など
その4:NFTを販売したり転売して収益化する

NFTは「デジタルアート」だけではなく、
- ゲームアイテム
- 音楽データ
- 写真
- プロフィールアイコン
なども売買可能です。
- 作る側 → 作品を出品して稼ぐ
- 買う側 → 価値が上がったNFTを売って利益を出す
「クリエイタータイプ」も「トレーダータイプ」も参入できるのが魅力。
実際の売買に使うのはイーサリアムなどの暗号資産であり、ここで “暗号資産 × Web3” がつながってきます。
その5:Play to Earn/Move to Earnで“楽しみながら稼ぐ”
ゲームやアプリで暗号資産を稼ぐ仕組みが広がっています。
| 種類 | 例 | 稼ぎ方 |
|---|---|---|
| 🎮 Play to Earn(遊んで稼ぐ) | Axie Infinity / The Sandbox | ゲーム内の報酬を暗号資産化 |
| 👟 Move to Earn(歩いて稼ぐ) | STEPN / Sweatcoin | 歩数や運動量に応じて報酬 |
「投資よりも、まずは体験したい」という人にもおすすめ。
【注意!】副収入と言ってもリスクゼロではない
どの方法にも「失敗するパターン」が存在します。
| リスク | 例 |
|---|---|
| 価格下落 | 利回り以上に価格が下がる |
| 詐欺・偽プロジェクト | 高利回りをうたうスキャム |
| 取引所リスク | 破綻・ハッキング |
| 税金 | 収益が出ると確定申告が必要 |
「始める=大丈夫」ではなく、
「仕組みとリスクを理解したうえで始める」これが大前提です。
まとめ:副収入としての暗号資産は“戦い”ではなく“育てる感覚”

暗号資産で副収入を得る方法は、短期トレードのように 値動きに張り付く必要がありません。
- 預けて増やす
- コツコツ積み立てる
- 遊んで稼ぐ
- クリエイティブで稼ぐ
など、あなたのタイプに合った稼ぎ方を選べるのが、この世界の面白さです。
「リスクを理解しながらコツコツ育てる」
それが、暗号資産を副収入として取り入れる一番賢い方法です。
