■Excel作業は“作る”から“指示する”へ
Excel関数は覚えるよりも、AIに作らせ・直させ・解説させる時代になりました。
- 関数の生成
- 条件追加
- エラーの修正
- 説明と例示
これらをChatGPTに依頼するだけで、実務作業は大幅に短縮できます。
今回は、ChatGPTを使ったExcel活用術を9つ紹介します。
ぜひ日常業務で役立ててください。
ChatGPTを使ったExcel活用術｜関数生成・修正・トラブル解決を自動化させる9つの方法
① ChatGPTにExcel関数を“そのまま作らせる”
■プロンプト例
「A列の日付から月だけ抽出するExcel関数を教えてください。」
■出力される典型例
=MONTH(A2)
最短で答えが得られます。
② 条件付きで関数を作らせる
■プロンプト例
「A列が「完了」の場合のみB列の売上合計を出すSUMIF関数を作ってください。」
■出力例
=SUMIF(A:A, “完了”, B:B)
指示が具体的なほど精度UPします。
③ 関数を“説明付き”で作らせる
■プロンプト例
「このCOUNTIF関数が何をしているか、小学生にもわかる説明で解説してください。」
■期待される出力
- 何を数えているのか
- 条件の意味
- 列範囲の役割
理解が一気に進みます。
④ 関数の違いを比較してもらう
■プロンプト例
「SUMとSUMIFの違いを用途・例・注意点込みで表形式で比較してください。」
学習だけでなく、チーム共有にも使える整理術。
⑤ 関数のトラブルをAIに修正させる
■プロンプト例
「このVLOOKUPにエラーが出ます。原因と修正案を2つ提示してください。」
■ChatGPTが提示する内容
- 参照範囲ミス
- 列番号の不整合
- 絶対参照／相対参照の問題
デバッグ速度が人間より速い領域です。
⑥ 「条件追加」依頼で関数を発展させる
■プロンプト例
「先ほどのSUMIFに「日付が2024年のみ」という条件を追加してください。」
■出力例
=SUMIFS(B:B, A:A, “完了”, C:C, “>=2024/01/01”, C:C, “<=2024/12/31”)
SUMIF → SUMIFSへの進化も自動。
⑦ 「関数＋例データ」で一気に理解する
プロンプト例
「IF関数の例を、入力表と結果表の2種類で示してください。」
■出力例：表形式
ChatGPTは表を整形する力が高いので、理解・共有に便利。
⑧ 関数の“選び方”から任せる
■プロンプト例
「この条件を満たすのに最適な関数を3つ提案し、用途別に比較してください。」
関数選定の判断負担をAIに委任できます。
⑨ VBA化までチャットで依頼可能
関数が複雑すぎる場合、VBAコード化も可能。
■プロンプト例
「この関数処理をVBA自動化してください。コメント付きで。」
本格的な自動化の入口にも。
まとめ：Excelは“AIに説明させて理解する”時代
- 関数生成
- 解説
- デバッグ
- 条件追加
- VBA化
Excel作業は、今や丸暗記ではなく、AIと共同処理へ移行しています。
ChatGPTを活用すれば、学習・作業・共有すべてが速く正確に進行させることも可能です。
ぜひとも、ChatGPT×Excelで、仕事を効率化してください。
