ChatGPTを“英語講師”に変える方法【大学受験・TOEIC対応】

ChatGPTは“最強の英語家庭教師”になる

ChatGPTは文章生成AIですが、実は英語講師としての性能が群を抜いています

  • 英文添削
  • 問題作成力
  • TOEIC演習
  • 長文読解の指導
  • 単語・文法の解説
  • 受験レベルの英作文指導

すべてをマンツーマンで行えるため、“無料で使える英語家庭教師”として最強クラスの効果を発揮します。

この記事では、大学受験英語・TOEIC対策に特化した使い方を解説します。


目次

① ChatGPTを“英語講師”に設定する(人格設定)

まずは英語のプロとしての人格設定を与えます。

これにより、精度が跳ね上がります。

■プロンプト例

あなたは英語講師です。大学受験とTOEICに精通しています。わかりやすい日本語で説明し、必要に応じて例文も提示してください。

※ 必ず最初に入れること。回答の質が安定します。


② 英単語帳を作らせる(受験・TOEIC両対応)

英単語長もChatGPTで自作できます。

自分が受ける試験に合わせてカスタマイズも自由自在。

スマホ一台あればスキマ時間でいくらでも勉強できるのも良いです。

■大学受験向け(頻出語彙)

「共通テストレベルの英単語を、日本語訳付きで100個作ってください。」

■TOEIC向け(ビジネス語彙)

「TOEIC600→700を目指す人向けに、必須単語20個と例文を提示してください。」

ChatGPTは“レベル別単語帳”の生成が得意ですし、難易度をいじったりできるのも良いですね。


③ 文法・構文解説をしてもらう

ChatGPTは、英文法や構文解説にも力を発揮します。

■プロンプト例

「関係代名詞whichの使い方を、例文3つ付きで高校生にわかる形で説明してください。」

ポイントは、

  • 中学生向け
  • 高校生向け
  • TOEIC向け

など、対象をはっきりさせることです。

同じ英文法でも、中学生か高校生かで説明の深さが変わってくるので。

わからない英文法や構文の解説をしてもらったり、様々な応用問題を出してもらうことも可能です。

分厚い文法書を使うより、コスパは良いですよね。


④ 長文読解の“解説つき演習”を生成

ChatGPTは長文生成も得意分野です。

100語程度~1,000語クラスの長めの英文まで一瞬で作ってくれます。

■プロンプト例

「大学受験レベルの500語ほどの英文を作り、内容一致問題を3問作ってください。解説・和訳・英単語の意味もつけてください。」

長文+設問+解説+和訳+単語のフルコースも5秒くらいで作れます。

大学受験なら、医療・人間・環境・社会・戦争・動物・歴史など、好きなテーマを指示してあげれば、それに合ったものを見つくろってもらえます。


⑤ 英作文の添削を依頼する

個人的には、この英作文が一番使えるなと思っています。

添削は先生とかがいないとできないですからね。

学生や予備校に通っている人はいいのですが、一人で勉強している身としては、これは本当に助かります。

■プロンプト例

「次の英作文を添削し、改善ポイントを5つ教えてください。」I think studying abroad is important because …

このように指示してあげることにより、

  • 文法誤りの修正
  • より自然な表現
  • 点数基準での評価
  • 別の表現を使った英文

などを提示してもらえます。

自分の作った英文の“弱点”が一瞬で可視化されますし、添削自体も、

  • 時間関係なく
  • 何度でも
  • 気兼ねなく

やってもらえるのが本当に助かりますね。


⑥ TOEIC形式の問題を作らせる

TOEICは形式慣れが重要です。

そしてChatGPTは形式模写も得意分野です。

■パート別のプロンプト

  • Part 5(文法)

「TOEIC Part5形式の問題を5問作り、解説もつけてください。」

  • Part 6(長文穴埋め)

「TOEIC Part6の穴埋め問題を3問作ってください。」

  • Part 7(読解)

「TOEIC700向けのPart7風読解問題を1題作ってください。」

TOEICは形式に慣れることが高得点への近道、みたいなところがあるので、ChatGPTに無限に問題を作ってもらいましょう。


⑦ シャドーイング素材を作る(リスニング対策)

ChatGPTは英文だけでなく「シャドーイング用スクリプト」も生成できます。

■プロンプト例

「TOEIC600向けの難易度で、30秒程度のナチュラルスピードの英文を作り、日本語訳もつけてください。」

  • スピード
  • 用語レベル

これらも調整可能ですし、スマホアプリを使えば、音声の読み上げも可能となっています。


⑧ 個別カリキュラムを作らせる

ChatGPTはパーソナライズが得意です。

■プロンプト例

「現在の英語力が共通テスト6割・TOEIC500点です。2ヶ月で70点UPを目指す学習計画を作ってください。」

このようにお願いすると、

  • 進捗管理方法
  • オススメの教材
  • 毎日の勉強メニュー

などのスケジューリングも出してもらえます。

  • 提示されたメニューで勉強する
  • テストを受ける
  • 得点を報告する
  • フィードバックをもらう
  • 苦手分野を再学習

こうすれば、完全に自分専用のAI家庭教師+AI秘書を抱えることができます。

愚痴や悩みも聞いてもらえるし、励ましの言葉もかけてもらえるし、今の時代にChatGPT無しで勉強するのはコスパ悪すぎです。

受験するならマストアイテムだと思います。


⑨ 誤答分析まで任せる(弱点補強)

勉強するなら、自分の苦手分野の対策をしなければいけません。

そこでもChatGPTは役に立ちます。

■プロンプト例

「私が間違えた問題の傾向を分析し、弱点を3つ特定し、対策案を提示してください。」

これで、弱点診断 → 対策まで自動化できます。

無限にフィードバックをもらえるのがAIの強みなので、これも活かしていきたいですね。


まとめ:ChatGPTは“万能の英語講師”になる

ChatGPTは英語学習において、

  • 単語
  • 文法解説
  • 長文読解
  • 英作文添削
  • TOEIC演習
  • 学習計画

などをオールインワンで提供します。

特に 人格設定×レベル指定×例示 を組み合わせると、精度が爆上がりします。

ChatGPTを上手に使えば、大学受験・TOEICの英語学習は確実に効率化できますので、一人学習で悩んでいる人はぜひ一度使ってみることをオススメします。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次