■〜否定せず、熱くなりすぎず、淡々と“伝える”という選択〜
「暗号資産って、正直ちょっと怪しくない?」
友人、家族、職場の同僚。 誰かにそう言われた経験、ありませんか?
こちらとしてはちゃんと調べて始めたつもりでも、 相手のその一言で、なんとなく言葉に詰まってしまう。 あるいは、つい熱くなってしまって空気が微妙になる。
でも実は、“怪しい”と言われたときこそ、 暗号資産投資を説明するチャンスでもあります。
今回は、「暗号資産は怪しい」と言われたときの“ちょうどいい説明の仕方” をまとめてみました。
まず大前提:「怪しい」と感じるのは自然なこと

最初に覚えておきたいのはこれです。
暗号資産を怪しいと思う感覚は、決して間違っていない
- 価格変動が大きい
- ニュースでは詐欺事件も流れる
- よくわからない専門用語も多い
そういった情報を見ていれば、「怪しく感じる」のはむしろ正常です。
だからこそ、
「いや、全然怪しくないから!」
と否定から入るのではなく、
「そう思う人がいるのも、わかるよ。」
と一度受け止めることが、会話の空気をやわらげてくれます。
説明①:「投機」と「投資」を分けて話す

怪しいという印象の多くは、 “短期で大儲けを狙う投機”のイメージから来ています。
ここで有効なのが、この一言です。
「確かにギャンブルみたいにやる人もいるけど、私は長期投資としてやってるから大丈夫。」
暗号資産にも、
- 短期トレード
- 長期保有
- ステーキング
など、さまざまな関わり方があります。
「すぐ儲けたい人の世界」ではなく、「将来を見据えて少額から積み立てる資産形成のひとつ」として説明すると、相手の警戒心はかなり下がります。
説明②:「暗号資産=詐欺」ではないことを伝える

ニュースで目立つのは、どうしても、
- 詐欺
- 不正流出
- 怪しい案件
といった側面です。
だからこそ、こんな言い方が効果的です。
「確かに怪しい案件も多いけど、それは株やFXとも同じだと思うよ。」
ここで大切なのは、 “暗号資産を特別扱いしないこと”。
株にも怪しい投資案件はありますし、不動産にも悪質な例はあります。
つまりリスクは「金融商品なら共通」なんですよね。
説明③:「なぜ自分はやっているのか」を語る

テクニカルな説明よりも、 実は一番伝わるのは“個人の理由”です。
たとえばこんな言い方。
- 「勉強のつもりで少額だけやってるよ」
- 「お金の仕組みを知るきっかけになってる」
- 「長期で持ってみようと思ってて」
もちろん正解はありません。
ただ、“自分のスタンス”をそのまま言葉にするだけで、相手は安心します。
「無理に勧めてこないんだな」と相手に伝わることが大切なんです。
説明④:「リスクもちゃんと理解している」と伝える

相手が本当に不安に思っているのは、「あなたが騙されていないかどうか」という点です。
だからこそ、
「リスクはあるってわかってるし、生活費は使ってないよ」
この一言は、とても効果的です。
- 余剰資金でやっている
- 最悪ゼロになっても困らない範囲
- 一攫千金は狙っていない
これを伝えるだけで、「ギャンブル感」はかなり薄れます。
NGな伝え方も知っておこう

逆に、避けたい伝え方もあります。
- 今やらないと損するよ!
- 絶対に上がるから!
- みんなやってるよ?
これらは相手の不信感を強めてしまいます。
暗号資産の信頼を下げる原因にもなりかねません。
説明の目的は「説得」ではなく「理解してもらうこと」にあります。
ここを意識するだけで言葉の選び方は変わってきます。
こんな“やさしい説明”がちょうどいい

もし言葉に迷ったら、こんなフレーズを参考にしてみてください。
- 「確かにリスクはあるけど、少額で勉強のつもりでやってるよ」
- 「まだ始めたばかりだから、様子を見ながらね」
- 「無理に人に勧めたいものではないかな」
これくらいの距離感が、いちばん自然です。
おわりに:大切なのは“説明”より“姿勢”

暗号資産投資は、まだまだ一般的とは言い切れない世界です。
だからこそ「怪しい」と言われることもあります。
でも、焦らなくていいし、無理に理解してもらおうとしなくていい。
大切なのは、
- 冷静であること
- 誠実であること
- 過剰に語らないこと
この姿勢こそが、一番信頼を生みます。
あなたが落ち着いて、丁寧に向き合っている姿を見ていれば、相手の見方もきっと少しずつ変わっていくはずです。
「怪しい」と言われたときは、敵ではなく「対話のきっかけ」だと思ってみてください。
その先に、互いに理解し合える会話が待っているかもしれません。
